2011年4月6日水曜日

'11.4.5の銀座一丁目近辺

 奥野ビル2階のギャラリーLa Merさんにて折井和良さんの油絵展()を拝見
オーナーさん手作りの芳名帳が暖かい。作品は抽象的ではありますが、自分の部屋に置くなら、と想像を掻き立てる色合いや構成で、とても好感をもちました。
明るい室内はほのぼのとしていて、とても居心地がよかったです。

銀座ギャラリー・フォレストさんではもう一つの作品展も含めでの紹介。
1ホールでは青木由莉子さんの作品展「眠れる庭園 Sleeping Garden」を拝見()。某画廊さんでの公募で優秀賞を頂きそこでの個展経験をなさっているので、興味津津で伺ったところ、詳しくは言えませんがいろんな事実を知る事に。
う~んと悩みつつ、美しい絵柄ですから、きっとどんどん公募に限らず持ち込みをしていけば、いいお仕事に巡り合えるのでは、と、私も興奮。今後がとても楽しみです。頑張って!

2ホール(フィレスト・ミニ)では飯島亜依さんの作品展。幼虫や、内臓や…それだけではないですが、それを布に染めて作業するという作品。これは見ないとわからないですね。写真を参考に。しかもペンなど使わない日本の染め物の絞り出しとほとんど同じ方法で、細い線を演出しています。()
すごい…一点欲しい…ない…次回期待していますよ!!チェコ好きの人にまた会えたわ!


最後に遅くなった~と焦りながら ぎゃらりぃ朋さんへ。今回が初めてとは思えない澤田かおりさんの作品展。(
スペイン旅行のスケッチなどを元に描いたポピーの花の咲く土地や一輪の構成は、とても優しさを感じます。
銀箔(ぎんぱく)を使った手法を私日本画は本当に無知なので、とても詳しく教えてくださいました、
それを使った作品には、確かに絵具の厚みとはまた違う「深み」を感じました。雪の中の木の枝など、とても美しくて…
 花粉症がのどに出るそうで苦しそうでした。私はピークをすぎたのですが、いろいろそちらの情報交換もしたり。

なんだか、いろんな情報と作品に囲まれて、頸椎や足の痛みも忘れて楽しめました。
とてもいろんなエネルギーに出会えた一日でした。
奥野ビル一階の「誠」眼鏡屋さんの事も書きたいのですが、それはまたの機会に。皆さん本当にありがとうございました。長居してすみません

2011年4月2日土曜日

2011.3.15啓祐堂ギャラリー


は、15日の最終日に伺った「書肆・啓祐堂ギャラリー」さんでの「百瀬靖子さん・動物と寓話展」(百瀬さんのHPにとべます)に伺った際の作品。
私、児童文学なども好きなので、作品と一緒に寄せられているお話がなかなか面白くて。深いです。  石膏に銅板を印刷した作品が(手にとって見せてもらえました(^-^)v)全部手作りですし、素敵でした。お写真だと、デコフレームなのかな、とついつい自分もこういうのに入れてみたいと探していたので、実際にみてびっくり。ドレッサーの横にちょっと置きたい作品です。
百瀬さんともお話が出来てとても楽しかったです。

2010.10.26の訪問履歴


ギャラリー・オキュルス・ビスさんにて佐伯庄吾さんのパステル画を拝見。その時タイで環境保護活動を行っている団体CFSGの作品を買いました。丁寧なお仕事がされていたし、お着物にも合いそうなので。こういう事でしか、支援に参加出来なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
佐伯さんの作品は優しい風景画。80歳半ばの御方とは思えないエネルギーです。いろいろと奥様が細かい仕事をフォローしてらして、素敵です。つい、居心地がよくて、お話を拝聴しておりました。
いいご夫婦…。私も頑張らなきゃ ギャラリー・オキュルスさんでは、鈴木雄次さんの銅版画の作品展。テーマは「フランシス・ジャムによせて」
私、フランス文学かじっている程度ですが好きです。しかし、失礼ですが聞いたことのないお名前でしたので、お話を伺っているうちにどんどんいろんな話に広がっていって、止まらなくなってしまうくらいでした。楽しいひと時を最終日のお忙しい時に頂きまして、恐縮しています。
恩師にも聞いてみたい。訳が堀口大学先生ですから…。詩も何作か拝読させていただきました。なんだかとても粘着質のある世界。フランスの影の世界が広がっていました。う~ん、この前やっとイェイツの詩集を手に入れたばかりだから、我慢我慢…

 高輪台の書肆・啓祐堂さんでは、上田千枝さんの作品展が賑々しく行われていました。真正面の100号の作品「みょ~ん」は圧巻!!こちらも最終日でしたので、紹介のみですみません。
 来年のスケジュールの確認をして、オーナーの杉本さんと後はまた本の話やお写真のお話で時間を忘れておりました。
 濃厚な一日でした。画廊レポートに書くべきことですが、こちらで紹介してからと思い、記載いたしました。