2013年4月10日水曜日

門坂流さんの個展


 不忍画廊さんにて8日「門坂流 個展」を拝見してきました。
今までの銅版画(エングレーヴィング)の集大成ともいえる作品展。圧巻の一言に尽きました。
描きはじめの作品から、近作のペン画作品まで、盛りだくさん。
13日までですので、よろしかったら是非。
 不忍画廊さんには、移転してから初めて伺いました。なかなか行けなかったので新しい会場はとても新鮮でした。
 太陽の光が入るせいか、4階ですが開放感が加わったように感じました。
 しばらくお会いしていなかったので、ゆっくりお話をする事が出来ました。ここでは書けませんが、私が悩んでいた事などの今後を示唆してくださるご意見も頂けて、何か気持ちが穏やかになった感じです。
 
 大変な作業の上に成り立つ版画。ゆっくり拝見出来た有り難い一日でした。
 門坂先生のWebサイトは右記にて。濃厚なサイトです。http://kadosaka.com/
 
…頑張らねば!

2012年1月29日日曜日

'12 1 27 画廊周り


長く記述することができずすみません。理由は日記の方で。
まず不忍画廊さんの『現代版画70年』展に伺ってきました。(右は「長谷川潔氏の『一樹(ニレの樹)』
28日までのところが多いので、慌てていましたけれど、一同に揃えられた著名な版画家先生の作品が充実。すごく嬉しくて落ち着きなくクルクル回っておりました。もっと見ていたかったです。11日からですから、いらした皆様は満喫できたでしょう。う~ん、すごく濃かったです。長谷川先生のポストカードブックを購入(^-^)v

 平安堂さんの地下一階のギャラリー・オール・テールさんにて「クリスマスニューイヤー小品展」を拝見してきました。とにかく人数が凄いのですけど小さな作品にギュッとつまった個性に圧巻圧巻(^^;) 中川知洋さんは立体で、みの虫さん(作品名を記入してこなくてすみません)がかわいくて。ここも濃密な空間になっていて、かなりのインパクトで足も痛いですけどお脳もパンパンにはってしまいました。濃厚でした。

 京橋界隈を突進していたら、おお、これは!と見つけたのがイナックスギャラリー「種子のデザイン展」です。うわ~私の好きな種物~!もう90度左に曲がってすぐに入ってきました!やった!触れないけど本物~!大きなフタゴヤシもケースに。私、フタゴヤシの写真集(おバカかしら…)を持っているので、本物に感動。やった~。ひっつき系の種子たちはもう少し鮮度が良くないとわからないな~と。子供の時の思い出にもちょっと浸りました。

奥野ビルに行く前にちょっとリサイクル着物店に(いい色の麻の着物がいいぬきえりをばこっちに向けているのだ!)にふら~っと入ってしまってここでまた少しHPの書き込みは実は私などど戯言をいっぱいして、何も買わずに(ごめんなさい!)出てきて…いつかは麻!!と気持ちを新たにしまして。
 まず奥野さんでは銀座フォレスト&ミニ
中山沙織さんの油絵は遠景を絵具で丁寧にグラデーションしているので、一瞬画材はなんだろうと感じます。光っているから岩絵の具でもスプレーでもないのはすぐわかるのですけど。丁寧さと色彩が和を感じさせるものなので誤解されるみたい。画材は気にしなくてもいいですよね。綺麗な色彩感覚があるのって財産ですもの(私は全然ないので~)優しくしっとりした作品でした。ミニでは森村彩さんのこちらも油絵。ネコさんやうさぎさん、かわいいのですけどしっかりとしたデッサンで、色も独特なので見ごたえがありました。ミニのこの小さな空間がかなり好きな私。このくらいだと、結構大胆になれそう。学生さんたちにはどんどん持ってきていただきたいけど、私も挑戦させて頂きたいけど(;^_^Aだめですよね~。とにかくお二人とも素敵でした。

左の作品は下4階の江原画廊さんでの土田圭介さんの鉛筆画作品展の一枚。本当はもっと上にも右にも広さのある作品です。DMはカットされているので、原画を見ていない人は残念ですね~。
その原画を観てわかったことは、鉛筆の使い方などが私などとは違い、シャープに扱っていることがわかり、私も紙に悩むなら、ぼかしはやめてガッツリシャープに描いてみようか、と背中を押された気分です。

お向かいのギャラリー銀座一丁目さんに久しぶりにお伺いしました。柏崎実美さんの展覧会で、こちらはフェルトの作品。丁寧でしっかりした生地は冬だけではなく、一年中使えそう。マフラーなども二枚使いなどもあり、季節で遊べる工夫がありました。「たっぷり」という言葉がぴったり。こちらはまだ会期が31日までありますので、是非。

 目の保養をかなり出来た一日でした。めまいは何度かおこしましたが、根性でつっぱしっております。
私だけじゃない、みんなも頑張っているし、魅力をたくさん発していて、このままではいけない!と痛感させられました。有難い一日でした。

2011年4月6日水曜日

'11.4.5の銀座一丁目近辺

 奥野ビル2階のギャラリーLa Merさんにて折井和良さんの油絵展()を拝見
オーナーさん手作りの芳名帳が暖かい。作品は抽象的ではありますが、自分の部屋に置くなら、と想像を掻き立てる色合いや構成で、とても好感をもちました。
明るい室内はほのぼのとしていて、とても居心地がよかったです。

銀座ギャラリー・フォレストさんではもう一つの作品展も含めでの紹介。
1ホールでは青木由莉子さんの作品展「眠れる庭園 Sleeping Garden」を拝見()。某画廊さんでの公募で優秀賞を頂きそこでの個展経験をなさっているので、興味津津で伺ったところ、詳しくは言えませんがいろんな事実を知る事に。
う~んと悩みつつ、美しい絵柄ですから、きっとどんどん公募に限らず持ち込みをしていけば、いいお仕事に巡り合えるのでは、と、私も興奮。今後がとても楽しみです。頑張って!

2ホール(フィレスト・ミニ)では飯島亜依さんの作品展。幼虫や、内臓や…それだけではないですが、それを布に染めて作業するという作品。これは見ないとわからないですね。写真を参考に。しかもペンなど使わない日本の染め物の絞り出しとほとんど同じ方法で、細い線を演出しています。()
すごい…一点欲しい…ない…次回期待していますよ!!チェコ好きの人にまた会えたわ!


最後に遅くなった~と焦りながら ぎゃらりぃ朋さんへ。今回が初めてとは思えない澤田かおりさんの作品展。(
スペイン旅行のスケッチなどを元に描いたポピーの花の咲く土地や一輪の構成は、とても優しさを感じます。
銀箔(ぎんぱく)を使った手法を私日本画は本当に無知なので、とても詳しく教えてくださいました、
それを使った作品には、確かに絵具の厚みとはまた違う「深み」を感じました。雪の中の木の枝など、とても美しくて…
 花粉症がのどに出るそうで苦しそうでした。私はピークをすぎたのですが、いろいろそちらの情報交換もしたり。

なんだか、いろんな情報と作品に囲まれて、頸椎や足の痛みも忘れて楽しめました。
とてもいろんなエネルギーに出会えた一日でした。
奥野ビル一階の「誠」眼鏡屋さんの事も書きたいのですが、それはまたの機会に。皆さん本当にありがとうございました。長居してすみません

2011年4月2日土曜日

2011.3.15啓祐堂ギャラリー


は、15日の最終日に伺った「書肆・啓祐堂ギャラリー」さんでの「百瀬靖子さん・動物と寓話展」(百瀬さんのHPにとべます)に伺った際の作品。
私、児童文学なども好きなので、作品と一緒に寄せられているお話がなかなか面白くて。深いです。  石膏に銅板を印刷した作品が(手にとって見せてもらえました(^-^)v)全部手作りですし、素敵でした。お写真だと、デコフレームなのかな、とついつい自分もこういうのに入れてみたいと探していたので、実際にみてびっくり。ドレッサーの横にちょっと置きたい作品です。
百瀬さんともお話が出来てとても楽しかったです。

2010.10.26の訪問履歴


ギャラリー・オキュルス・ビスさんにて佐伯庄吾さんのパステル画を拝見。その時タイで環境保護活動を行っている団体CFSGの作品を買いました。丁寧なお仕事がされていたし、お着物にも合いそうなので。こういう事でしか、支援に参加出来なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
佐伯さんの作品は優しい風景画。80歳半ばの御方とは思えないエネルギーです。いろいろと奥様が細かい仕事をフォローしてらして、素敵です。つい、居心地がよくて、お話を拝聴しておりました。
いいご夫婦…。私も頑張らなきゃ ギャラリー・オキュルスさんでは、鈴木雄次さんの銅版画の作品展。テーマは「フランシス・ジャムによせて」
私、フランス文学かじっている程度ですが好きです。しかし、失礼ですが聞いたことのないお名前でしたので、お話を伺っているうちにどんどんいろんな話に広がっていって、止まらなくなってしまうくらいでした。楽しいひと時を最終日のお忙しい時に頂きまして、恐縮しています。
恩師にも聞いてみたい。訳が堀口大学先生ですから…。詩も何作か拝読させていただきました。なんだかとても粘着質のある世界。フランスの影の世界が広がっていました。う~ん、この前やっとイェイツの詩集を手に入れたばかりだから、我慢我慢…

 高輪台の書肆・啓祐堂さんでは、上田千枝さんの作品展が賑々しく行われていました。真正面の100号の作品「みょ~ん」は圧巻!!こちらも最終日でしたので、紹介のみですみません。
 来年のスケジュールの確認をして、オーナーの杉本さんと後はまた本の話やお写真のお話で時間を忘れておりました。
 濃厚な一日でした。画廊レポートに書くべきことですが、こちらで紹介してからと思い、記載いたしました。

2010年1月27日水曜日

1.26 サードディストリクトギャラリー 牟田義仁展

サードディストリクトギャラリー(旧ガレリアQ)さんにて牟田義仁さんの「事物の事日記」展を拝見する。

 

 視線の端や上にある風景。時間の経過をひっそりとたたえている壁や路地。寂しさよりもこれからを感じさせる作品でした。

 大きさもそれほど大きくないのですが、きれいに並んでいるのに一枚一枚のインパクトで大きさが変わって見えるのは、写真展に行くたびに思ううれしい錯覚です。

お世話になっているのになかなか訪れることができなくて、牟田さんにも結局お会いできたのは何年ぶりなんだろうと思ってしまうほどで、不義理をしているな、と大反省です。
 お忙しいところ、ついついお話につき合わせてしまって、ますます反省です。

 今回は7つの連続写真展の一回目を飾っております。(最終日でした)
明日からの佐原さんの「何らかの煙の影響」もよろしくお願いします。
 新しくなってから、4階までの階段も会場内も白くなっているので、とても明るい感じです。
 頑張っている皆さんにいつも刺激される私であります。

2009年12月6日日曜日

12.04 菅谷文雄展・ぎゃらりぃ朋 他

ぎゃらりぃ朋さんで5日まで開催しておりました。
 ポストからDMを取り出す時についつい「お!」とか声を上げてしまう私。この度もこの一枚にはかなり魅せられましてなんとか会期中に行きたい、といろいろ体に言い聞かせながらの予定作りが出来て、拝見に伺いました。

まず、この作品は、「水彩画」なのであります。

しかもかなり小さい作品群なのです。
主に自然の草花を描いてらっしゃいますが私流の言い方になりますが「おすまし」をしていない植物たちなのです。何とも饒舌に語る絵画たちなのです。

 菅谷さんは、持って来て描くとおっしゃいます。
 いろんな愛情を感じます。、長い間、土と共に観察してきた時間もそこには息づいていることが小さな作品からはみ出るがごとく、語りかけてきます。

 また、頭をがっつりと刺激が駆け巡りました。いいです。多弁な作品ってとても憧れます。
いろいろな人が、頭の中でイメージが膨らむことでしょう。バックの黒はなんとも優しく包んでくれました。

2009年10月9日金曜日

10.3 幻視ー屋久島 青木画廊


OZIBISM
10月3日(土)~10月16日(金)まで青木画廊さんで開催されております。
屋久島にて4人の美術家が同じ秘島に赴き、描いた作品展。
「山と渓谷」協賛の催しです。
門坂流先生・柄澤薺先生・多賀新先生・建石修志先生、みなさんの作品の魅力が盛りだくさん、それ以上かもしれません。
私は初日の早い時間に仕事の都合で伺ったので、門坂先生以外はお会いできなかったのですが、いろいろお話もできましたので、かなり至福。
門坂先生は油絵を(『大川の滝』他)出してらっしゃいますので、必見。初心に戻っての作品なのかもしれません。(大学は確か油絵科)
濃厚な4人展、日にちもたっぷりありますので、是非。

2009年4月28日火曜日

2009.4.24 多賀新展を拝見する

 養清堂画廊さんにて、多賀新先生の銅版画と鉛筆画の作品展を拝見しました。
お体をこわされてから10年たつそうですが、昨今は山に登ったり、パソコンに挑戦したりと新しいことにも積極的になさっていて、傍でお話を聞いているだけでも、かなりエネルギーを頂きました。
 悲しいことは、昨今、版画はなかなか売れないという現実。
 こんなに凄い作品群なのに…。多賀先生に限らずなことですが…。

 今回の作品で一番自分に訴えかけてきた作品は『天魔』という作品。
 宙に浮く肉体の写実の中に様々なメッセージを感じました。
 なんだか、すごくほっとする作品。
 
 ワインを頂き、真っ赤になって帰宅した心も体もほろ酔いの一日をとてもありがたく思いました。

 

2008年9月26日金曜日

深瀬優子展「迷いの森の赤ずきん」ギャラリーハウスMAYAにて

 落ち着いた色調の中にの赤が生える(はえる)素敵な作品が空間いっぱいに飾られていました。圧巻。

 深瀬さんは、昨年私の展覧会に来ていただいて、それまでは、たくさんの人の中で会うことしかなかったので、いろいろ話す事が出来ました。
 今回は、閉廊ぎりぎりに伺う事になって、迷惑かけてしまいました。すみませんでした。
 空の表現が様々で、実験的な事も感じられました。日々成長しているのですね。作品の中で好きだったのは、『封印』。赤い糸で縫ってしまう途中というモチーフが好き。
 お疲れのところなのに、作家の悩みなどの相談もしてしまったりしましたが、いつも前向きで、作品が生き生きしている深瀬さん、またまた、エネルギーをもらいました。ありがとうございます!
明日までなので、まだの人は急いで急いで!!

2008年7月4日金曜日

7月3日ぎゃらりぃ朋 小田志保さん個展


 昨年、同画廊での『第二回美男画展』でお会いして、個展は始めて伺いました。
混合テンペラの作品です。白いハッチングが微妙な色合いをかもしています。
 構図が大胆で、横たわっているだけでも色香がありますのに、ドキドキしました。
 濃厚な作品に、バックの大胆さ。素敵な作品に目の保養ができました。
 雨女で有名な私なのに、変に蒸し暑い一日で、珍しく下駄の鼻緒の肌に当たる部分に水ぶくれをつくってしまったです。汗でくっついてしまったのね(>O<)梅雨があけないとなかなか浴衣は着れないです。目にも体にも「熱い」一日でした。

2008年3月13日木曜日

'08 3 11 かわさきIBM市民文化ギャラリー 



 かわさきIBM市民文化ギャラリーにて 上条陽子さんの作品展「難民」~明日を構築するを拝見。実は、お手伝いに伺ったのですけれど、広いスペースでとてもゆったりとした展覧会になっていました。



内容は深刻なテーマですけれど、この広さと照明の充実さが見る人にゆったりと拝見できる空間を提供しています。
 窓にびっしりと張り巡らされた子供たちの顔が、素朴な印刷の中、深く語っている気がしました。

 今月31日まで開催していますので、ちょっと駅からわかりにくいですけれど、お勧めのスポットですので是非足を運んでくださいませ。上条先生もとても魅力的な方でした。

2007年12月19日水曜日

12月18日啓祐堂・夜想ヴァンパイア展・ぎゃらりぃ朋

啓祐堂ギャラリーさんにて佐藤亜美個展『プラネット パーティー』を拝見。一つのモチーフをたくさん連ねた作品群。アクセサリーと鞄のシンプルなデザインも素敵。空間の使い方に驚きました。
杉本さんとまたいろいろお話。本も買いました。サイン入りの『沈底魚』ゲット。乱歩賞作としては久々の手ごたえと聞いていたし。我慢できず買っちゃいました。ありがとうございました!



浅草橋のパラポリカ・ビスさんにて『夜想ヴァンパイヤセレクション展』を拝見する。とにかく濃厚!
丸尾末広さん、山本タカトさん、小島文美さんの原画がすばらしく(かっこいい~~!!!)見入ってしまいました。野波浩さんの写真作品まで展示されていました。もうクラクラ~。三浦悦子さんの人形作品も実物が展示されていて(異形コレクションでおなじみの)好きなものばかりに囲まれてめまいです~。
 ヴァンパイヤに関する映画などの写真展示も私にはもうよだれもの(失礼)で、展示の仕方もとっても耽美。一階ではポスターの展示が。石田一(いしだはじめ)さんのコレクションであるというものは保存状態がすごく良くて、色褪せがない。これはこの系統のファンにとってはたまらないものです~!オーナーさんとしばらくお話。夜想さんはすごいな~ 。
 トークショーなども企画されているのですが、残念ながら私は参加できないけど、すごくよい展示会でした。また行きます~!いっぱい買い物したくなるのをすご~~くこらえた約40分でした。

慌てた!津田やよいさんの展覧会に間に合わないかも、とお草履でパタパタ走りました。

間に合ってほ~。ぎゃらりぃ朋さんにて行われていました。失礼ながら知らなかったのですが、映画『天使の卵』の映画内での絵のシーンを担当してらしたとの事。その時のエピソードなども面白く、きっかけもこのギャラリーでの展示からとも言っていました。すごいですね。私は村山さんの作品は他は少し読んでいますしHPでの発言やインタヴューも好きなのですが、この作品だけはどうも苦手で手を出してなかったのですが。映画見なきゃ~(^u^)
元気な津田さんにもエネルギーもらいました。かっこいい女性です。ガッツのある人で良いです。22日まで!是非!

12月 2日第24回東京版画研究所展

 練馬区美術館で行われた東京版画研究所の作品展を拝見する。ずいぶん依然にお世話になって石橋満先生にはかなりお手数をおかけした駄目な所員でした。
 今回、一番印象的だったのは森山有美子さんの『セロリ』。黒のガンピ紙に銀のインクで写し取られた点描はかなりの迫力!黒に神々しい銀がなんとも言えず、点描の綺麗さも圧巻。こういう表現もあるのだな、とかなり勉強になりました。
 他のみなさんの作品もどれも個性的でレベルが高く、ゆっくり拝見して満足。気持ちの良い展覧会でした。
 練馬区美術館はなんともゆったりとした空間。階段を下りた街路樹の枯葉が優しく落ちてきて。
深呼吸の一日でした。

11月13日銀座ギャラリーフォレスト・國府珠美さん


 銀座一丁目の奥野ビル内・ギャラリーフォレストさんにて國府珠美さんの銅版画展『IRON GARDEN』を拝見。いつも元気な珠美さんのお話も楽しく、宝石箱のような銅版画の絵本も重厚できらびやかなもので、素敵でした。ダイレクトメールの葉書の大きさもとてもドラマチック。
お着物の展示・販売も平行してしておりまして、驚くような柄のものも。
 なんにでも挑戦する姿勢をいつも尊敬しております。
HPも是非拝見してください。

11月1日啓祐堂ギャラリー&Bunkamuraギャラリー




 長島充さん・「野鳥版画展」を啓祐堂ギャラリーさんにて拝見。銅版画のリアルな作品がいきいきとしていて素敵でした。木口版画も素敵ですが、細やかに描かれている鳥たちはまた違うあじわい。オーナーの杉本さんともお話。古本屋さんも兼用してらっしゃるのですが、内容がすごい!ゆっくり観覧できる嬉しい空間でした。

Bunkamuraギャラリーにて勝国彰さんの展覧会を拝見する。(右)初日だったので、オープニングパーティに参加できました。ぎゃらりぃ朋さんにて何度か作品を拝見していたので楽しみでした。濃厚で独特なキャラクターがどっしりとした重みをもって鎮座しています。リアルな花の表現もすばらしくて見入ってしまいました。ご本人にお会いできて、しっかり画集にサインを頂きました。ありがとうございます!
 走り回った一日でしたが、いっぺんに疲れがとんでしまいました。
 ここまで個性が出来ると良いな~と作品にうっとり…。

2007年9月20日木曜日

9月18日銀座7丁目~2丁目あたり

たくさん歩いたのですが、お話を伺ったのに場所がわからず(すぐ向かいだった(>O<))という失敗もしながらの収穫のある一日でした。
養清堂画廊さんにて『浜西勝則 展』を拝見する。柔らかなエングレービングに色印刷や金箔がほどこされていたりする日本家屋のゆったりとした空間にしばし呆然。土壁の優しさや石類の微妙な質感などに酔いしれました。幾何学模様の作品も素敵でしたが、「和」に徹した細やかさには圧巻です。
お話も出来まして、個展のペースのお話をいたしましたが、緩やかに考えてらっしゃいました。私にもこの余裕があれば。忘れられてしまうんですもの…。

 右は青木画廊さんの3Fロフトでの伊澤真弓さん『WIND』。正面にドンとある『悠久』と題された作品が圧倒的な存在感でした。去年もこちらで『VOICE』と題しまして行っています。油絵とテンペラの混合の作品。深みのある作品の中に鳥などの動物たちが鎮座しています。嬉しかったことは、タイトルがとても大きく書かれているのでもしやと思いお聞きしたところ「先にタイトルありき」とおっしゃったこと。そうなんだ、物語を自分の中でかもしている作品だなと嬉しくなったのはそのためでもありました。そうか~言葉ありきなら「タイトル」は大きく飾らなきゃ。一緒で一つの作品なのだもの。ファンタジーだけではない、地に足が着いている作品群でした。是非まだ会期中です!

 青木画廊は常設だったのですが、HPで紹介している内容とは少し違っていて、嬉しい誤算がありました。仙台で行われる展覧会の作品もあったのです。建石修志さんの鉛筆画(どうして色が二色あるのだろう!)や市川伸彦さんのめずらしい鉛筆画もあり、大竹茂夫さんの小作品もかわいくて。なにより嬉しかったのは、山本じんさんの銀筆画が三点もみられたこと。彩色もすこしほどこされていましたが、ようやく原画が観れた!かなり時間をかけて拝見。画集をお聞きしたところ今はないようで、見本を拝見させて頂きました。ずっと実験している過程にゾクっときました。有難い一日。J・シュマイサーさんの『Y』も観られて、ご満悦であります。お忙しい時に本当にすみません!


 スパンアートギャラリーさんでは吉田光彦さんの貴重な展覧会。ポスターに喜び、オリジナルにうなる。挿絵もとても丁寧なお仕事をなさっていて、かなり濃厚でした。遅い時間に伺ってしまい、お客様も濃厚。お邪魔にならないように拝見していました。少し日ごろ思っている事などをオーナーさんとも少しですがお話できて嬉しかったです。かなり、作品の整理にはよいアドバイスを頂きました。貯蓄しなきゃ。
 下駄をことことならして、あちこち歩きました。帰宅して洗濯しながら、仕事のことと着付けの順番を反芻しながら、「う~~~ん」しか言えなかった、濃い一日でした。巧くなりたい!!!!

2007年9月12日水曜日

9月12日 ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展に行く


 どうしても見たかったんですよ。刺激も今私には必要だし。

  最終日なので、急いで開館時刻前に行く。どしゃぶり。スカートでも足が濡れそぼって寒いくらい。でも人はもう並んでいて、若い人ばかり。(わ~、いい香りと汗臭いのが混ざってる(>O<))ラフォーレ原宿なんて来る事ないですからね~。

 それはいいとしまして、チェコがうんだ重鎮のこのご夫妻、二年前に奥様のエヴァさんがなくなり、今後の製作がどうなるかわかりませんが、「爆発」している作品群に思わず笑みがこぼれっぱなしでした。

 周りの人の中にはだんだん、嫌になってきたのか足早になっていく人もいました。

 「直に触れる」コーナーが二つほどあって、黒い布がかけられいるから何を触っているのかわからない触覚を公表するコーナーがワクワクしました。それが面白いし趣旨なのに、めくってのぞく人が良く見ていると三人にひとりはしていましたね。視覚に頼りすぎだよ~折角の試みがだいなしだ。何しにきたの?と言いたくなったです。

 普通の美術館に慣れているせいか、順路をどう歩いたらいいか、マナーがなってなくてちょっと困りました。メモするのはいいけど、邪魔にならないところでして欲しいし。

 パンフも買いましたが、私が知っている作品数点が、ほとんどなくて、どうしてなのかな~と。友人に見せてもらったものなんだけど、きっと規定が厳しいのでしょうね。作品が多すぎるから?う~ん。

 新進のチェコの人形作家さんたちのドキュメントを以前見たことがありますが、彼らにとって、人形芸術はチェコの伝統芸能なのです。けっこう繊細な人たちが多い中、このヤンさんはけっこういい加減なとこが、また、いろいろ物議をかもすのでしょうね~。コラージュはけっこう汚いし、額が壊れてるのまでありましたです。
 脳みそが『最適化』された気分です。少し整理できました。久しぶりに嗅ぐ粘土や生木、接着剤の匂がなんともいえませんでした。頑張らなきゃ。
 帰宅。朝より土砂降り…走って帰るけど、帰宅したら止みました。貴重な二時間を駆け巡った午前中でした。
【ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展】
会場:ラフォーレミュージアム原宿   東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F
会期:8月25日(土)~9月12日(水)

2007年8月25日土曜日

8月23日谷中界隈・ギャラリー猫町

ギャラリー猫町さんにて小出信久さんの個展「小さいねこの小さい庭」を拝見に行く。浴衣だったので、階段には驚く。でも大丈夫、雨ではなかったし。(小出さんと私は互いに雨を呼ぶ人間なのですがこの日は無事)かわいい空間に超ど級の小ささ!いつもながら頭が下がります。
右の作品は左のいすの上に展示されています。子供用のいすですが、どれだけ小さいかわかっていただけるかな?
 

 『圓朝まつり』ののぼりがあちこち。全然知らなかったのでわくわく。途中でパンフを見つけて広げながらめざすは「全生庵」。
『圓朝コレクション・幽霊図公開』とあります。
入館料500円でなかへ。

円山応挙作の幽霊図にご対面。あ~うれしい!目線がね、基本ですね。
他に意外だったのが伊藤晴雨画伯や河鍋暁斎画伯のものもありました。

河鍋画伯の幽霊は怖いとか怨念とかよりも、貧困に耐えかねたという感じで哀れさがあってらしくなくて収穫。作者はメモできなくてわからないのですが、こわかったのは、手で顔を隠しているのですが、その隠している上と下がずれている上、色が違うというもの。大魔神の下バージョンか?とおどけられなかった。普通の絵なんですけど、カラクリしているだけの方が妙にこわいです。

 落語は聴きに行けそうにないので、一息「乱歩」さんで。偶然、銀座ギャラリーフォレストさんで個展をしたことのある綺朔ちいこさんに出会う。こういう出会いもあるんですね。赤が印象的な絵を描く方です。こちらでは、小さな展覧会もできるとか。ちょっと怪しげな雰囲気のカフェで、とても気に入りました。

 さんのブログでも紹介していたので楽しみに入ったのが、ほとんどお隣の古今東西雑貨店イリアスさん。天野行雄さんの「お化け物産展」の作品を拝見にきたのですが、天野さんの作品も面白かったのですが…!
店内は私にとっては宝箱のような空間!あれもこれも欲しいな~とため息が。「龍の描かれた扇子」がかっこよくって!でも我慢!
 シルエット工場さんの川口喜久雄さんの作品には圧巻でした。幼少のころ見ていた影絵がそのままミニチュアで手に取れるかんじなのですよ。詳しくはリンク先にて。切り絵とはまた違う味わい。

 ついに我慢できなくて、エコバックを購入。てんとう虫がかわいい麻でしっかりとしたつくり。スケッチブックも端が折れないですみそうなので。もちろん私は画材いれにします。うれしい。お勧めです!
 もう少し歩きたかったし、猫の取材もしたかったのですが、内容が濃すぎて。
 濃厚な谷中にしばらくは目が離せません。

2007年8月23日木曜日

8月11日銀座7~8丁目・樋口一葉記念館

store&gallery S.c.o.t.tさんにてテクスタイルアート展を拝見。 明るい空間の中で鮮やかで大胆な染物(だけではないですが)たちがひしめいていました。Tシャツなど構図がよくて色も優しく、素敵でした。
 地下の三分の一は小物の展示になっていて、アクセやポストカード、お人形など、きれいに整理されて見やすかったです。開廊して間がないとマネージャーの益子さんはおっしゃりますが、二百人をこす会員をたばねて運営していくのは並大抵ではないでしょう。一人一人の説明もできなくてはいけないし。
 二階は「幸伸ギャラリー」でS.c.o.t.tさんのもうひとつの空間。窓があるので、自然光で作品が見られるのはかなり素敵。この日は『絵人五輪』第二回100人展。様々な作品が目白押し。アンケートをとっていましたが、時間がなくて私は参加できませんでした。すみません。
 頑張っていますパワーをもらって、紹介してもらった月光荘さんへ。

月光荘さんは画材屋さん。しかもオリジナルのものを扱う老舗。全然存じ上げておらず、反省。

左は地下の入り口に座っている少女のオブジェ。
その隣は、有料ですが、詳しいパンフレットを配布しています。私は、品のいいレターセットと緑色のスケッチブックを購入。素敵です。
地下と近辺に二店舗画廊を持ってらっしゃるとか。
地下にいってみました。(ここで少女がお迎え)
地下は「月光荘画室1」と題されていまして、小さな空間ですが、半分はティールーム。右側の壁はポストカードでいっぱい。DMの棚も別にありました。展示していたのは「ふたりてん」関悠美さんとたにつえりさん。おふたり共同で絵本を製作。懐かしい内容のストーリーで、ちょっと切なくなってお話も聞かせて頂く。ざっくりした大胆な絵もよいです。亀有のバルコさんにとっても合いそうだな~。たにつさんのHPのドメインが「つんつく」なのも、私のつぼにはまる!頑張ってください!

 大通りをわたって長谷川画廊さんへ。「さわやか なかま」展。9人の作家さんのグループ展でした。吹きガラスにはやはり興味がそそられる。もう少しお金が貯まったら帯止めを買いたい!

 急ぎ銀座を離れる。日記にも書いたので割愛しますが、「樋口一葉記念館・一葉の灯りー模型で見る一葉の世界」を拝見する。三浦宏氏の模型がずらりと展示されている。一葉の居宅や人力車などなど、そして大きな作品は三浦屋の模型。この中に辻村寿三郎さんのお人形や服部一郎さんの小道具なども飾られていて華やか。
 展示物を読んでいましたら、意外な事が。私はテレビでは、一葉の名の由来はいつも「おあし」がない(お金がない)からつけたといっていましたが、これって気丈を演出する為の台詞だったのかもしれません。ここでは、一艘の船のイメージをいろいろなものになぞらえて表しているのでは、としていました。
 他にもちょこちょこ行きましたが、ゆっくり見られなくて、申し訳ありません。暑い中、へろへろになりつつ収穫多しの一日でした。